社会人になって仕事をするようになると、初めは誰でも職場ではゼロからスタートすることになると思います。
その際には、上司や先輩に指導され教えを受けながら仕事を覚えていくことになるでしょう。それと同時に、悩みや迷いも生じやすくなります。そこで、相談相手が必要になると思いますが、やはり仕事に関することであれば身近な上司や先輩に頼ることになるでしょう。
ここで大事なことは、日ごろから気兼ねなくコミュニケーションできるような関係性や、環境づくりをしているかどうかです。これが出来ていないと、相談したい時にもスムーズに相談することはできないでしょう。
また、ミスをした際にもスピーディに伝えることが出来なくなり、問題をひとりで抱え込むことになるかもしれません。このミスが、やがて所属組織全体にまで影響するようなミスであれば、もう一個人の問題では済まなくなります。なので、常日頃から上司や先輩とのコミュニケーションをこまめにして、太く強い関係性を築いておくのが大切になります。
上司や先輩と付き合っていく上で重要なことは、常に敬意を払い謙虚な姿勢を貫くことでしょう。これは、キャリアや実績が格上の者に対する最低限の振る舞いであり、マナーです。さらに、任されたタスクを忠実かつ正確に処理し、業務報告はこまめに行いましょう。このような積み重ねにより、上司や先輩との信頼関係を築いていけるようになります。この信頼さえ得ることができれば、業務でもプライベートでもコミュニケーションしやすくなり、また相談する度にさらに関係性も深まっていくことでしょう。